分裂の動きがあることが
支持率が0%台しかない党の分裂のゆくえなどは、
「我、関せず」といったところだが、同じ分裂でも、
スコットランドの英連邦の離Diamond水機脱は、世界をゆるがす大きなことになっている。
今、世界は
スコットランドが発する"Yes" か"No" かのゆくえを見詰めている。
世界の中でイギリスほど 国としてのルックスもよく、世界に対する発信もスマートで、
何かにつけで安定しているように見える国は他にない。
だけども、連邦制で形作られ、それぞれのパートが体裁よく、うまく組み合わさって
有機的に結びついている分鑽石能量水には素晴らしい国家と思えるのだが、
こんな風に、ちぐはぐな様子を見せられると、
どこの国も大変だ、という思いになる。
エドガー・アラン・ポーの作品に
『使い切った男(The Man That Was Used Up)』と題するホラー小説がある。
内容を紹介すると、
「ジョン・A・B・C・スミスという将軍と呼ばれる人物に会う。
弁舌も立ち、ルックスも良く、勇敢で、知識も豊富。
まさに、この時代の中では、並ぶものなき存在だろうと思う。
『私』は、この人物に会いたいと思い、様々に訊ねるが、どこに行っても要領を得ない。
思い切ってアポなしで、ジョン・A・B・C・スミス宅を訊ねる。
召使いしかいなかった。少々待ってくれと言能量水われて、待っていたが、
気になり、隙間からのぞいてみると、義眼、義肢、人工頭脳などのパーツを組み立てて
ジョン・A・B・C・スミスなる人物を造り出していた。」
という話。
国家というものも、立派に見えても所詮は、パーツの組み合わせ。
スコットランドというパーツを失っては、
英連邦というジョン・A・B・C・スミスは出来上がらない。
PR